第1章 序論
1.1 本研究の目的
1.2 程度副詞の境界
1.3 程度副詞の分類基準
1.4 8種類の比較基準
1.5 本研究の構成
第2章 先行研究
2.1 はじめに
2.2 程度副詞の位置づけをめぐる先行研究
2.2.1 山田 (1936 )の研究
2.2.2 橋本 (1939 )の研究
2.2.3 時枝 (1950 )の研究
2.2.4 工藤 (1983 )の研究
2.2.4.1 程度副詞と量を表す副詞
2.2.4.2 程度副詞と陳述との共起制限
2.3 程度副詞の下位分類をめぐる先行研究
2.3.1 森山 (1985 )の分類
2.3.2 渡辺 (1990 )の分類
2.3.3 中山 (1996 )の分類
2.3.4 仁田 (2002 )の分類
2.3.5 田和 (2011 )の分類
2.3.6 北原 (2013 )の分類
2.4 本研究における程度副詞の分類
2.4.1 先行研究の分類の対応関係
2.4.2 本研究における程度副詞の分類
2.4.3 先行研究と本研究の分類の対照
2.5 まとめ
第3章 比較基準について
3.1 はじめに
3.2 比較基準の概観
3.3 明示的な比較
3.3.1 他者基準
3.3.2 範囲基準
3.4 含意的な比較
3.4.1 時空基準
3.4.2 過去基準
3.5 潜在的な比較
3.5.1 平均基準
3.5.2 感覚基準
3.5.3 計量基準
3.5.4 全体基準
3.6 まとめ
第4章 程度副詞の分類
4.1 はじめに
4.2 本研究で扱う程度副詞
4.3 明示的な比較のみで使われる程度副詞
4.3.1 「もっと」類
4.3.2 「もっとも 」類
4.4 潜在的な比較のみで使われる程度副詞
4.4.1 「とても 」類
4.4.2 「極めて 」類
4.4.3 「ほとんど 」類
4.4.4 「完全に 」類
4.4.5 「少しも 」類
4.5 明示的·含意的な比較で使われる 「ずっと」類
4.6 潜在的·含意的な比較で使われる「あまり 」類
4.7 3種類の比較で使われる 「かなり 」類と 「少し 」類
4.8 まとめ
第5章 程度副詞の類義分析
5.1 はじめに
5.2 「ずっと」類と 「もっと」類
5.3 「とても 」類と 「極めて 」類
5.4 「かなり 」類と 「少し 」類
5.5 「少し 」類と 「あまり 」類
5.6 程度の3種類
5.6.1 「評価型 」の程度
5.6.1.1 比較差が大きい程度副詞
5.6.1.2 比較差が小さい程度副詞
5.6.2 「達成型 」の程度
5.6.3 「配列型 」の程度
5.7 まとめ
第6章 終わりに
6.1 程度副詞の分類
6.2 比較基準の分類
6.3 本研究における程度副詞の分類
6.4 程度副詞の類義分析
6.5 残された課題
参考文献
謝辞
后记
展开